2025年9月3日

XGRIDS は、世界初の一般ユーザー向3D Gaussian Splatting(3DGS)カメラ『PortalCam』の日本市場展開を加速させるにあたり、Uphash代表 今井翔太氏をイノベーションパートナーとして起用いたしました。

今井氏は、Epic Games Japan のエヴァンジェリストとして Unreal Engine 普及を推進し、また Nuke などの先進的ツールの導入にも貢献してきた、日本のクリエイティブ業界を代表する存在です。豊富な経験と知見を『PortalCam』の普及活動に活かし、クリエイターや教育機関、小規模ビジネスから一般ユーザーまで幅広い層に3DGS技術を届ける役割を担います。

『PortalCam』について

『PortalCam』は、XGRIDSが初めて一般ユーザー向けに開発した画期的な製品です。3DGSによる高品質な空間再構築を、安価で誰でも簡単に実現できる革新的なデバイスとして設計されています。これにより、クリエイター、教育者、個人ユーザーまで、幅広い層が本格的な3DGS技術にアクセス可能になります。

『PortalCam』が期待される活用シーン

  • 個人クリエイター: YouTuber、インフルエンサーによる没入型コンテンツ制作
  • 小規模ビジネス: 不動産仲介、小売店舗の3Dショールーム制作
  • 教育現場: 学校・塾での体験型学習コンテンツ作成
  • エンターテインメント: インディーゲーム開発者、VRコンテンツ制作者の参入促進
  • アート・文化: アーティスト、博物館による新しい表現手法の探求
  • 趣味・ライフスタイル: 家族の思い出、旅行記録の3D保存
  • EC・マーケティング: 中小企業の商品3Dカタログ制作

今後の日本市場における取り組み

『PortalCam』による3DGS技術の一般普及を推進するため、XGRIDS、UPHASH、そして日本独占販売パートナーのKudanが3社一体となって以下の取り組みを展開します。

  • 一般ユーザー向けワークショップ: 『PortalCam』を使った初心者向けハンズオンセミナー
  • クリエイター支援プログラム: 映像作家、デザイナー、アーティスト向けの活用事例開発
  • 教育機関連携: 学校・大学での3DGS技術教育カリキュラム導入支援
  • オンライン学習コンテンツ: 『PortalCam』活用法から応用技術まで幅広い教育動画制作
  • コミュニティ形成: 日本の3DGSユーザーコミュニティ構築と交流促進
  • B2C市場開拓: 個人クリエイターから小規模事業者まで、新しい顧客層の獲得

株式会社UPHASH 代表取締役 今井 翔太

今井氏コメント

「XGRIDSとの出会いは、ふらっと立ち寄った測量展示会でした。その衝撃は即座に感じられ、エヴァンジェリストとしてUnreal EngineやNukeを日本に広めると決めた時と同等のものでした。私はすぐに、XGRIDSに「製品を購入したい」という連絡をしました。

XGRIDSを際立たせているのは、ハードウェアとソフトウェアのシームレスな統合により、美しい点群と3DGSシーンの両方を誰でも簡単に生み出すことができる点です。複数のセンサーの利点を生かす事によって正確性と美しさの両立をしているのです。これは世界でも比類のない成果です。私はこの革命的な製品を日本で推し進めていきます。」

XGRIDS アジア太平洋事業統括 責任者 Aden Zhang

XGRIDS社コメント:

「『PortalCam』の発売は、XGRIDSにとって産業向け市場を中心とした展開から、個人クリエイターや中小企業の支援へと移行する重要な転機となります。没入型コンテンツ制作における深い専門知識と、先端技術の民主化を実現してきた実績を持つ今井氏は、日本の活気あるクリエイティブ・コミュニティに『PortalCam』を紹介する理想的なパートナーです。私たちは共に、人々が3D体験を捉え、創造し、共有する方法を変革していきます。」